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実用性だけではなく、空間をスタイリッシュでおしゃれにまとめる役割も持つリビングの鉄骨階段。新築やリフォームの際に、カタログを見てリビング鉄鋼階段に興味を持った方も多いのではないでしょうか?
ここでは、リビングの鉄骨階段の主なメリットとデメリットをご紹介しています。新築やリフォームで鉄骨階段を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
鉄骨階段(スチール階段)とは、階段を構成する材料にスチールを使用したものです。この鉄骨階段(スチール階段)は、多くの場合、蹴込板がなく踏板のみのデザインとなっており、このような階段は、スケルトン階段、もしくはシースルー階段・オープン階段・ストリップ階段などとも呼ばれています。
スチールは強度が高く、階段の構造材として使用した場合に薄い板や細い部材でも、十分な強度を出すことができるため、蹴込板がなく踏板のみのデザインが多くなっているのです。
このような階段は開放感があり、光を遮らないなど、さまざまなメリットもあります。 しかし、費用は通常の階段よりも高くなってしまうなどのデメリットもあるため、検討する際は留意したほうがよいでしょう。
住宅のどこに設置しても、スタイリッシュでおしゃれな印象にまとまる鉄骨階段ですが、特にリビングに設置した場合、そのおしゃれ度はさらにアップ。もともと機能性のみが目的の階段ですが、鉄骨階段にすることでリビング全体の印象をよりおしゃれに演出します。
リビングになじむデザイン性の高さは、鉄骨階段の何よりのメリットとなるでしょう。
木とは異なり、鉄骨はどのようにでもデザイン可能です。既製品のデザインの種類も多岐にわたりますが、施主が希望すれば、お好みに応じてオーダーメイドでデザインすることも可能。鉄骨だからこそ高い強度が約束されているので、凝ったデザインをオーダーしたとしても、階段の安全性に問題が生じることはありません。
鉄骨階段は1本1本の小柱が細いため、ほとんど採光をさえぎることはありません。また、一般にはステップが1枚1枚独立して設置されているため、ステップが採光をさえぎることも、ほとんどありません。
リビングの魅力の一つは大きな窓から入る自然の光ですが、その光をほとんどさえぎらない点は、鉄骨階段のメリットと言って良いでしょう。
鉄骨階段は、柱の部分もステップの部分も多くが隙間なので、リビングの空気循環をさえぎることもありません。
空気循環が良好に保たれることで、感染症やシックハウス症候群などのリスクも低減する可能性もあります。特に、小さなお子様のいる家庭にとっては、屋内の空気循環は非常に大きなテーマとなるでしょう。
採光や空気循環をさえぎらない隙間の多さは鉄骨階段のメリットですが、隙間が多いということは、スカートを履いた状態での上り下りに注意する必要がある、ということでもあります。来客があった場合、お客様は目のやり場に困惑する可能性もあるでしょう。
リビングに鉄骨階段を設置する際には、階段の角度や位置をよく検討するようおすすめします。
通常の箱型階段であれば、階段下を収納にするなどの有効活用法があります。一方で鉄骨階段の場合、そのスケルトン性が魅力でもあることから、一般的には階段下に何も設置しません。
何も設置しない以上、階段下はデッドスペースになる可能性があります。デザイン性を維持したままで階段下を有効活用する工夫が必要かもしれません。
周囲のインテリア等とのバランスを考え、鉄骨階段の素材やデザインに凝りすぎると、予想以上に価格が上がってしまうことがあります。
気持ちが盛り上がって、つい予算を大幅オーバーしてしまったということのないよう、業者に相談する際には常に予算を意識するようおすすめします。
鉄骨階段は隙間の多い構造なので、転落事故などに注意しなければなりません。小さなお子様のいる家庭では、階段で遊んだりしないよう十分にお子様に言い聞かせておく必要があります。
世界的にも珍しい鉄骨階段専門のメーカーとして、200メートルを超える日本の高層ビルの約8割(TOP50のうち41)で階段が採用される(※)など、階段の品質を高く評価されています。
その技術を住宅用にもいかんなく発揮し、デザイン性・耐久性に優れたフリーカスタマイズインテリア階段「システア」が開発されました。
階段の設置だけではなく、図面の正確性、階段設置における注意点など、使う人のことを考えた提案が多くの設計士・メーカーに愛されています。
「そこにない未来を創る」をビジョンにIT事業と語学事業の提供を通じて、異なる文化や言語を持つたくさんの“人と人との出会いの場”を創出しているZenken株式会社。
その中の「レジデンス編集チーム」では、注文住宅をはじめ、皆さんの理想の暮らし・住まいを実現するためのコンテンツを多数手がけています。
「鉄骨階段Museum」では、部屋をつなぐだけではない、新たな階段の魅力を発見できるメディアとして、皆さんの暮らしに、彩りを添えられたらと思っております。