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2階建て以上の注文住宅を建てるとき、以外と悩んでしまうのがどのような階段にするかという点です。階段は住んでいる人だけではなく来客も通るポイントです。ここでは、階段を選ぶ際に参考にすべき「素材」についてピックアップして紹介します。ぜひチェックしてください。
もっとも一般的なのが、木製の階段です。日本住宅では、用いられている素材の95%が木の階段だとも言われています。木の色は茶色にも種類がありますし、白いものを使用すればガラっと雰囲気が変わります。質感も様々あるので、イメージに合うものを選びましょう。
木の階段は他の素材と比較して安価で済むメリットがあります。また、木というなじみのある素材である点も選ばれやすいポイントでしょう。
モダンな印象を与えるのが金属の階段です。木と金属を組み合わせることで優しい印象にすることもできます。金属の階段にも、様々な種類があります。ここでは、代表的な3つの素材について紹介します。
他の材料と比較して強度に優れていますが、住宅で使用されることは稀です。加工の手間がかかることもあり、木の4~5倍の価格となります。
屋外に設置する際には、さびにくく軽いアルミ製の階段がおすすめです。ただし、価格は効果でスチールと同等となります。
さびにくいため、アルミと同様に屋外に設置されることが多い素材です。室内用としても使用されることがありますが、やはり高価なものとなります。
光を通す開放的な雰囲気を生むのがガラス製の階段です。その印象から螺旋階段や片持ち階段との相性が良く、繊細なデザインに適しています。
ガラスは強度を不安に感じる方がいるかもしれませんが、コンクリートと同様の強さがあります。特殊なプラスチック膜を用いて貼り合わせた合わせガラスを用いれば、ガラスが割れてもひびが入るだけで安全性は確保できます。
海外の邸宅のような高級感を演出する石の階段は、木材や金属などの素材とも相性が良いのが特徴です。しかし、石の階段はオーダーメイドになるためどうしても高額になってしまいます。
また、室内だけでなく玄関までの入口に自然石の階段を設置することでナチュラルな雰囲気を演出することもできます。
階段は素材、形状、手すりなどの組み合わせによって様々なデザインが可能です。それぞれの素材の特徴やメリット・デメリットだけでなく、価格などもチェックした上で選びましょう。
また、1つの素材だけでなく複数の素材を組み合わせることで階段のイメージが変わることもあります。完成時のイメージだけでなく、家の雰囲気や安全性なども考えた上で決めるようにしたいですね。
世界的にも珍しい鉄骨階段専門のメーカーとして、200メートルを超える日本の高層ビルの約8割(TOP50のうち41)で階段が採用される(※)など、階段の品質を高く評価されています。
その技術を住宅用にもいかんなく発揮し、デザイン性・耐久性に優れたフリーカスタマイズインテリア階段「システア」が開発されました。
階段の設置だけではなく、図面の正確性、階段設置における注意点など、使う人のことを考えた提案が多くの設計士・メーカーに愛されています。
「そこにない未来を創る」をビジョンにIT事業と語学事業の提供を通じて、異なる文化や言語を持つたくさんの“人と人との出会いの場”を創出しているZenken株式会社。
その中の「レジデンス編集チーム」では、注文住宅をはじめ、皆さんの理想の暮らし・住まいを実現するためのコンテンツを多数手がけています。
「鉄骨階段Museum」では、部屋をつなぐだけではない、新たな階段の魅力を発見できるメディアとして、皆さんの暮らしに、彩りを添えられたらと思っております。