階段一筋70年専門メーカーによる専門サイト【鉄骨階段Museum】 » 階段専門メーカーが教える 注文住宅における階段の知識と流行 » 狭小住宅の階段

狭小住宅の階段

このサイトは 「横森製作所」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

更新日:2024/04/16
階段のニオイ対策

狭小住宅では限られた面積の中に生活空間を設計しなければならないため、階層の設計や階段のデザイン・配置といった条件が重要なポイントです。このページでは、狭小住宅における階段についてまとめました。

狭小住宅の間取りは階段が重要

敷地面積が小さく、家として利用できるスペースが限られている狭小住宅。十分な生活空間を確保しようと思えば2階建てや3階建てといった建物になることも多く、当然ながらそれを行き来する階段についてもデザインや間取りが重要です。そのため狭小住宅では設計段階から階段に配慮しなければなりません。

狭小住宅と相性が良い階段

階段と一口に言っても様々な種類があり、暮らしやすさやデザイン性、住宅の建築コンセプトなどと照らし合わせながら考えていくことになります。狭小住宅との相性について考えた場合、おすすめされる階段は「リビング階段(リビングイン階段)」や「らせん階段」、また「スケルトン階段(シースルー階段)」などが挙げられるでしょう。リビング階段はリビングに設置する階段であり、らせん階段は設置スペースを小さくできます。また骨組みと段板のみで作るスケルトン階段は閉塞感の解消につながります。

狭小住宅で階段を活用するポイント

階段下スペースをつくる

狭小住宅ではスペースをいかに有効活用するかが重要です。階段部分を階段としてのみ使ってしまうと、そこは移動以外の目的に利用できないデッドスペース化してしまいます。そのため階段下に空間を設計して収納スペースとして利用するなど、階段下スペースの有効活用を考えながらデザインしていくこともポイントです。

スケルトン階段・窓で採光を確保

階段の反対側も見えているため、壁で視界が遮られて空間に閉塞感が生まれるといったリスクを解消しやすくなります。また光の通り道や気流の経路も確保できるため、採光性や通気性といった要素を向上させるという面でもメリットを得られます。加えて、デザイン性にもこだわることができ、狭いスペースを楽しむエッセンスにもなります。

階段横を収納棚にする

収納スペースを増やす具体的な方法として、階段に棚を取り付けて収納棚にしてしまうといった方法があります。階段横を収納棚にする方法であれば階段の種類やサイズに関係なく、収納空間を確保できます。簡単にデザインしやすいというのもメリットのひとつ。見せ方を工夫することでデザイン性も向上します。

Sponsored by
スポンサー・監修
取材協力 取材協力
階段一筋70年
日本の高層ビル8割の階段を手掛ける
横森製作所

世界的にも珍しい鉄骨階段専門のメーカーとして、200メートルを超える日本の高層ビルの約8割(TOP50のうち41)で階段が採用される(※)など、階段の品質を高く評価されています。
その技術を住宅用にもいかんなく発揮し、デザイン性・耐久性に優れたフリーカスタマイズインテリア階段「システア」が開発されました。
階段の設置だけではなく、図面の正確性、階段設置における注意点など、使う人のことを考えた提案が多くの設計士・メーカーに愛されています。 ※参照元:横森製作所(https://www.yokomori.co.jp/about/)2022年4月11日調査時点

心躍る、気持ちアガる
階段施工例・事例ギャラリー

よく見られているページ
About this Media
鉄骨階段Museum
について

「そこにない未来を創る」をビジョンにIT事業と語学事業の提供を通じて、異なる文化や言語を持つたくさんの“人と人との出会いの場”を創出しているZenken株式会社。
その中の「レジデンス編集チーム」では、注文住宅をはじめ、皆さんの理想の暮らし・住まいを実現するためのコンテンツを多数手がけています。
「鉄骨階段Museum」では、部屋をつなぐだけではない、新たな階段の魅力を発見できるメディアとして、皆さんの暮らしに、彩りを添えられたらと思っております。