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アイアン階段の導入を検討する際、最も気になる点の一つが「費用」ではないでしょうか。デザイン性が高く、住まいのアクセントになるアイアン階段ですが、一般的な木製階段(箱型階段)と比較すると、費用は高くなる傾向にあります。
価格は、使用する素材の量や形状、塗装の仕上げ、そして施工条件によって大きく変動します。本記事では、アイアン階段の一般的な価格相場や費用の内訳、予算を左右する要素について詳しく解説します。
あらかじめ費用の全体像を把握しておくことで、住まいの予算配分をよりスムーズに進めることができるはずです。
アイアン階段の費用は、既製品(規格品)を活用するか、フルオーダーで製作するかによって大きく3つの価格帯に分かれます。以下の表は、一般的な2階建て住宅(13〜14段程度)に設置する場合の目安です。
| グレード | 価格の目安(総額) | 特徴 |
|---|---|---|
| スタンダード(規格品) | 約40万円 〜 70万円 | 寸法や仕様が固定されており、コストを抑えやすい。 |
| セミオーダー | 約70万円 〜 120万円 | 部材の組み合わせや、多少の寸法調整が可能。 |
| フルオーダー | 約120万円 〜 | 形状から細部の意匠まで自由に設計できる。 |
※上記は本体代・配送費・施工費を含んだ概算であり、建築現場の状況により異なります。
アイアン階段の見積書には、大きく分けて以下の3つの項目が含まれます。「製品代」だけでなく、付帯する費用も含めた総額で検討することが重要です。
見積もりの大部分を占めるのが製品代です。鉄製の骨組み(ササラ桁)のほかに、足で踏む「踏板」、安全を確保するための「手すり」の代金が含まれます。踏板を無垢材にするか集成材にするか、手すりの本数を増やすかといった選択肢によって価格が変わります。
アイアン階段は重量があり、かつ長さのある「長尺物」として扱われます。工場から建築現場まで専門のトラックで運搬する必要があるため、一般的な建材よりも配送費が高くなる傾向にあります。また、現場に大型トラックが入れない場合は、小回りのきく車両への積み替え費用が発生することもあります。
現場で階段を組み立て、固定するための工賃です。アイアン階段はミリ単位の精度が求められるため、熟練した技術を持つ専門業者が施工を行うケースが多くなります。新築時ではなくリフォームで後付けする場合は、壁の補強工事などが別途必要になることがあります。
同じような見た目のアイアン階段でも、細かな仕様の違いで数十万円単位の差が出ることがあります。価格を左右する主な要因は以下の3点です。
最も安価なのは、上下がまっすぐつながる「直階段」です。途中で踊り場を設ける「かね折れ階段」や、曲線を描く「螺旋(らせん)階段」などは、構造が複雑になり使用する鉄の量や加工の手間が増えるため、価格は上昇します。
手すりは、アイアン階段の意匠性を決定づける要素です。シンプルな横桟(よこざん)の本数を減らせばコストは抑えられますが、繊細な格子デザインにしたり、アクリルやガラスのパネルをはめ込んだりすると、材料代や加工費が大幅に加算されます。
鉄部の塗装には、一般的なウレタン塗装のほか、耐久性と質感に優れた「粉体塗装(パウダーコーティング)」などがあります。また、あえて鉄の質感を生かした特殊な仕上げを行う場合も、工程が増えるため費用に影響します。
一般的な住宅で採用される木製の「箱型階段」は、大工工事の中で組み立てられることが多く、費用は20万円〜40万円程度が相場です。これに対し、アイアン階段は「製品」として工場で製作され、配送・施工されるため、初期費用としては木製階段の2倍から3倍程度の予算を見ておく必要があります。
ただし、アイアン階段には「光を通すため、日中の照明代を抑えられる」「開放感により部屋が広く感じられる」といった、数値化しにくい付加価値がある点も考慮したいポイントです。
「アイアン階段を取り入れたいけれど、予算が厳しい」という場合は、以下の方法でコストダウンを検討できる可能性があります。
ミリ単位の完全フルオーダーを避け、メーカーが用意している標準的なサイズや仕様(規格品)を採用することで、設計費や加工費を大幅に抑えることができます。多くのメーカーで、ニーズの高い寸法をパッケージ化した製品が用意されています。
手すりの本数を最小限にしたり、複雑な装飾を省いたりすることで、加工時間を短縮しコストを下げられます。ただし、安全基準(隙間の広さなど)を満たす必要があるため、専門家と相談しながら調整することが重要です。
例えば、踏板に使う木材の種類を希少な無垢材から、強度が安定していて安価な集成材に変更するだけでも費用は変わります。見た目の好みと予算のバランスを考えながら、優先順位をつけて部材を選別しましょう。
世界的にも珍しい鉄骨階段専門のメーカーとして、200メートルを超える日本の高層ビルの約8割(TOP50のうち41)で階段が採用される(※)など、階段の品質を高く評価されています。
その技術を住宅用にもいかんなく発揮し、デザイン性・耐久性に優れたフリーカスタマイズインテリア階段「システア」が開発されました。
階段の設置だけではなく、図面の正確性、階段設置における注意点など、使う人のことを考えた提案が多くの設計士・メーカーに愛されています。
※参照元:横森製作所(https://www.yokomori.co.jp/about/)2022年4月11日調査時点
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「鉄骨階段Museum」では、部屋をつなぐだけではない、新たな階段の魅力を発見できるメディアとして、皆さんの暮らしに、彩りを添えられたらと思っております。