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インスタグラムや住宅雑誌で見る、オシャレなアイアン階段。「リビングにこれがあったら最高だろうな」と憧れる方は多いですよね。でも、実際にアイアン階段(スケルトン階段)を取り入れた人たちのリアルな声を聞くと、「素敵だけど、もっとこうしておけば良かった……」という後悔の声がチラホラ聞こえてくるのも事実です。
アイアン階段には、普通の階段にはない「開放感」という最高のメリットがありますが、その裏側には、実際に住んでみないと気づきにくい「生活上の注意点」がいくつか隠れています。
そこで今回は、アイアン階段でよくある後悔のパターンを分かりやすく整理しました。なぜ後悔してしまうのか、その理由と失敗しないためのポイントを知って、一生後悔しない「最高の階段」を手に入れましょう!
まずは、アイアン階段を設置した後に「ここは盲点だった!」と感じやすい、代表的な後悔のパターンを見ていきましょう。
アイアン階段の魅力である「踏板の間の隙間」や「スリムな手すり」。これが、小さなお子様やワンちゃん、ネコちゃんがいるご家庭では、ヒヤッとする原因になります。子どもが隙間から身を乗り出したり、足を踏み外したりしそうで、片時も目が離せないという声は非常に多いです。デザインを優先しすぎて、日常の「安心感」を削ってしまったことに後悔するケースです。
普通の階段と違って、アイアン階段には「蹴込み板(板と板の間の垂直な板)」がありません。そのため、階段を上り下りするたびに、踏板に載っていた埃や髪の毛がそのままパラパラと下に落ちてしまいます。階段の下にダイニングテーブルを置いたり、テレビを置いたりしていると、「さっき掃除したばかりなのに、また埃が……」と掃除の無限ループに陥ってしまうことがあります。
鉄という素材の特性上、どうしても歩く音が響きやすくなります。特に夜中、家族が寝静まった後に階段を使うと、金属特有の振動音がリビングや寝室まで届いてしまい、「意外と音がうるさくて、気を使って歩くようになった」という後悔もよく聞かれます。安価な製品を選んでしまい、上り下りのたびに階段が少し揺れることに不安を感じる方もいるようです。
アイアン階段は吹き抜けとセットで設置されることが多いですが、これが冬の寒さの原因になることがあります。暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まる性質があるため、1階でどれだけ暖房をつけても、階段の大きな隙間から暖かい空気がどんどん2階へ逃げていってしまうのです。「オシャレだけど、冬は寒くてリビングにいられない」という切実な悩みにつながります。
「視線が抜けて開放的」というのはメリットですが、逆に言えば「どこからでも見える」ということです。来客時に階段を上る際、下から足元が丸見えになってしまうことに抵抗を感じる方は少なくありません。また、リビングのどこにいても階段にいる人と目が合ってしまうため、「家の中で落ち着ける場所が意外と少ない」と感じてしまうケースもあります。
踏板まで全てを鉄で作った場合、冬場の冷たさは相当なものです。素足で歩くと凍えるように冷たく、スリッパを履くと今度は滑りやすくなる……というジレンマが生まれます。また、スケルトン構造は下が見えるため、高所恐怖症ぎみの方にとっては、毎日の上り下りが精神的なストレスになってしまった、という事例もあります。
あんなに憧れて導入したはずなのに、なぜ後悔が生まれてしまうのでしょうか。その理由は、大きく分けて3つあります。
家づくりで一番楽しいのは、図面やパースを見ながらデザインを決めている時です。しかし、その瞬間の「かっこいい!」という気持ちが強すぎると、実際にそこでご飯を食べ、掃除をし、子どもを育てるという「日常の動作」への想像力が追いつかなくなります。デザインという「静止画」だけで判断し、生活という「動画」をイメージできていなかったことが、最大の後悔の理由です。
階段は一度設置したら、そう簡単に取り替えることはできません。家を建てた時は夫婦二人で問題なくても、数年後に子どもが生まれたり、ペットを迎えたり、自分たちが年を重ねて足腰が弱くなったりします。その「変化」を無視して、その時の一番尖ったデザインを選んでしまうと、後から使い勝手の悪さが浮き彫りになってしまいます。
ハウスメーカーの展示場は、生活感がない広い空間にアイアン階段が置かれています。そこでは埃もプライバシーも気になりませんが、実際の家はもっとコンパクトで、物があふれ、プライベートな空間です。展示場という「非日常」で見たイメージを、そのまま自分たちの「日常」に当てはめてしまったギャップが、後悔を生む原因になります。
アイアン階段を諦める必要はありません。後悔の原因が分かっていれば、事前に対策を打つことができます。
子どもが小さい数年間だけのために、デザインを全て諦めるのはもったいないですよね。最近では、アイアン階段の見た目を損なわない透明なアクリルパネルや、オシャレなカラーの転落防止ネットもたくさんあります。「危ない時期だけこれを付ける」という前提で、後から対策しやすい形状のデザインを選んでおくのが賢い方法です。
「冬の寒さ」や「埃の落下」は、家の設計でカバーできます。階段を設置するなら、家全体の断熱性能を最高レベルまで高める、あるいは床暖房を導入するのが鉄則です。また、階段の真下には食事をするテーブルや精密な家電を置かないように間取りを工夫するだけで、掃除のストレスは劇的に減らすことができます。
一番怖いのは、設置した後に「階段が揺れる」「音が響く」という構造的な不満が出ることです。これは後からの修正が非常に困難です。だからこそ、階段専門のメーカーに相談することが重要です。高い技術を持つメーカーなら、スリムなデザインを維持しながら、音や振動を抑える独自の工夫を持っています。目に見えない「安心感」にコストをかけることが、一番の後悔対策になります。
アイアン階段は、住まいに光と風を呼び込み、毎日の暮らしを豊かにしてくれる素晴らしいアイテムです。「後悔」という言葉に臆病になりすぎず、まずは気になるポイントを一つひとつクリアにしていきましょう。
しっかり対策を立てて作られたアイアン階段は、10年後、20年後も「やっぱりこの階段にして良かった!」と思える、家族自慢の場所になるはずです。
世界的にも珍しい鉄骨階段専門のメーカーとして、200メートルを超える日本の高層ビルの約8割(TOP50のうち41)で階段が採用される(※)など、階段の品質を高く評価されています。
その技術を住宅用にもいかんなく発揮し、デザイン性・耐久性に優れたフリーカスタマイズインテリア階段「システア」が開発されました。
階段の設置だけではなく、図面の正確性、階段設置における注意点など、使う人のことを考えた提案が多くの設計士・メーカーに愛されています。
※参照元:横森製作所(https://www.yokomori.co.jp/about/)2022年4月11日調査時点
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その中の「レジデンス編集チーム」では、注文住宅をはじめ、皆さんの理想の暮らし・住まいを実現するためのコンテンツを多数手がけています。
「鉄骨階段Museum」では、部屋をつなぐだけではない、新たな階段の魅力を発見できるメディアとして、皆さんの暮らしに、彩りを添えられたらと思っております。