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アイアン階段といっても、形状や構造にはさまざまな種類があります。まっすぐ上る直階段、途中で向きを変える折り返し階段、限られたスペースに収めやすいらせん階段など、選ぶ種類によって見た目も使い勝手も変わります。
特に住宅では、階段に使える面積、リビングとの関係、吹き抜けの有無、家族構成を踏まえて種類を選ぶことが大切です。ここでは、アイアン階段の代表的な種類と選び方を、施工事例とともに紹介します。
まずは、住宅で検討されやすい階段形状を整理します。
直階段は、上階までまっすぐ伸びるシンプルな種類です。構造がわかりやすく、アイアンの直線的な美しさを活かしやすいのが特徴です。リビングや吹き抜けに設置すると、視線が奥まで抜け、空間を広く感じさせます。
折り返し階段は、途中に踊り場を設けて向きを変える種類です。直階段よりも上り下りのリズムをつくりやすく、万一足を踏み外したときにも一気に下まで落ちにくい構成にできます。踊り場に窓や照明を組み合わせると、階段まわりの見せ場にもなります。
かね折れ階段は、途中で90度向きを変える形状です。玄関ホールやリビングの角を使って配置しやすく、スペースに制約がある住まいでも検討しやすい種類です。アイアン手すりのラインが角で切り替わるため、空間にリズムを出せます。
らせん階段は、中心柱のまわりを回りながら上る種類です。省スペースで設置しやすく、オブジェのような存在感を出せます。ただし踏面の幅が内側と外側で変わるため、毎日の使いやすさや荷物の運びやすさも確認しておきましょう。
アイアン階段で特に人気が高いのが、蹴込み板をなくしたスケルトン階段です。光や視線を遮りにくく、リビング階段や吹き抜けと相性が良い種類です。
スケルトン階段は、踏板の間から光や視線が抜けるため、階段を設置しても圧迫感が出にくいのが特徴です。面積が限られたリビングでも、視覚的な広がりを保ちやすくなります。
細いフレームや手すりを活かすことで、階段そのものをインテリアの主役にできます。黒いアイアンならモダンに、木踏板と合わせればナチュラルに、色や素材の組み合わせで印象を調整できます。
アイアン階段はメーカーによって、規格品寄り、セミオーダー、フルカスタムなど得意な提案が異なります。種類を検討するときは、施工事例の傾向も見ておくとイメージしやすくなります。
システアは、手すりや段板、ササラ桁などを組み合わせて、間取りや好みに合わせた階段をつくりやすいのが特徴です。スケルトン階段を中心に、リビングや吹き抜けへなじむ種類を検討できます。
VIRONは、サイズや仕様をある程度規格化することで、導入しやすい価格帯を目指しているメーカーです。予算を抑えつつ、スケルトン階段の軽やかさを取り入れたい場合に比較候補になります。
カツデンは、オープン、クローズ、セミクローズなど、多様な階段デザインを展開しています。階段を家具やオブジェのように見せたい場合にも、種類を比較しやすいメーカーです。
同じアイアン階段でも、直階段、折り返し階段、らせん階段では必要な面積が変わります。理想の形を先に決めるだけでなく、間取り上どこまで階段に使えるかを確認しましょう。
開放感を重視するほど、踏板の隙間や手すりの形状への配慮が必要になります。小さな子どもや高齢の家族がいる場合は、手すり、滑り止め、転落防止パネルなども含めて検討しましょう。
らせん階段や幅の狭い階段は、家具や大型家電の搬入が難しくなる場合があります。日常の移動だけでなく、引っ越しや将来の暮らし方まで想定して種類を選ぶことが大切です。
アイアン階段の種類は、直階段、折り返し階段、かね折れ階段、らせん階段、スケルトン階段など多様です。どの種類が合うかは、デザインの好みだけでなく、間取り、家族構成、安全性、予算によって変わります。
施工事例を見ながら候補を絞り、専門メーカーや設計担当者に相談することで、住まいに合うアイアン階段を選びやすくなります。
鉄骨階段専門メーカーとして培った技術を住宅用に活かし、デザイン性と安全性を両立した階段づくりを提案しています。
※参照元:横森製作所(https://www.yokomori.co.jp/about/)2022年4月11日調査時点
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